
胸郭出口症候群は、首の横から鎖骨付近の狭い通路(胸郭出口)で、脳から腕へ伸びる神経や血管が圧迫されることで、肩、腕、手に痛みやしびれ、だるさなどが生じる疾患です。主な原因は、なで肩による神経の牽引型と、上肢を挙上する動作による血管神経の圧迫型があり、姿勢不良、筋肉の使いすぎなどが関与します。
つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で上肢のしびれや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが生じます。また、前腕尺側と手の小指側に沿ってうずくような、ときには刺すような痛みと、しびれ感、ビリビリ感などの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。
特徴① 痛み、しびれの原因を細かく検査
当院ではまず問診でいつから痛いのか、痛みの質(しびれ、ズキズキ、じわじわなど)痛みを感じる動作、瞬間などを細かくヒアリングさせて頂きます。治療で最も大切なことは、患者様の状態を詳しく把握することです。
次に複数の整形外科的テスト法や運動検査などの徒手検査で原因を探っていきます。
斜角筋、小胸筋といった筋肉が神経を締め付けるケースが多いのでこの部位は特に念入りに検査します。

特徴② 状態に合わせたオーダーメイド治療
検査後、原因となっている部位に対して、「ハイボルテージ」という痛みを抑えるのに特化した電気治療器を使い炎症を抑えます。更に、トリガーポイント整体という手技治療で周囲の筋肉を緩め、猫背・巻き肩矯正で胸郭を開き、可動域を広げることで神経の締め付けを解消します。
それでも手のしびれが解消しない方は頸椎の筋肉や腕の神経の走行に沿って治療を行っていきます。
特徴③ 再発防止×姿勢改善
当院では症状が落ち着いてきたころから、神経の締め付けの要因になっている箇所に対し施術を行っていくことで再発防止までケアします。
胸郭出口症候群の原因となりやすい姿勢不良による負担を軽減できないと再発することも多くあります。
手のしびれで悩んでいる、一度良くなったけどまた症状が出てきたという方は上石神井のパレット整骨院へお任せください。
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