

変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減ったり、変形したりすることで、痛みや関節の動きが悪くなる病気です。特に女性に多く、加齢や臼蓋形成不全などが原因で発症することが多いです。
初期のうちは、歩き始めや立ち上がりの際、靴下の着脱時に痛みを感じますが、進行すると安静時にも痛みを感じることがあります。
治療法は保存療法または手術療法で股関節を人工関節に置き換える人工股関節置換術が一般的になりましたが、術後のリハビリ後も痛みが残るケースもあり、なるべく手術したくない方は保存療法でできる限り痛みなく生活できるようサポートさせて頂きます。
特徴① 検査を実施し状態評価
当院ではまず、「痛みのある股関節の動き」の改善をします。どの痛みが痛いのかを見定め、痛みを回避する為に自然と関節本来の動きが小さくなり、可動域が狭くなります。
トリガーポイント整体やメディセルを使い筋膜リリースすることで股関節を支える筋肉を緩め、股関節のアライメント(位置)調整を行い股関節の可動域を拡大し、動きを改善させます。その後骨盤矯正などで股関節と骨盤の歪みを矯正し、より動かしやすい身体を目指します。手術は最後の手段で。できるだけ保存療法で痛みなく歩ける状態を目指します。
当院での治療だけでなく、日常でできるストレッチや運動メニュー等もお伝えしていきます。
特徴② 状態に合わせたオーダーメイド治療
安静時の痛みが強い方にはハイボルテージ×温熱療法で痛みを抑え、
可動域が狭い方には【トリガーポイント整体】で拘縮している付近の筋肉を緩め、
歩くときに痛みが出る方には股関節の周囲の筋肉を鍛える運動療法をすることで負担軽減を図り
など、ひとりひとりの状態や痛みの出方によって治療内容、方針は変わります。
人工骨頭置換術をしたけれど、歩くのに杖が取れない、痛みが取れない方もお任せください。
股関節だけでなく、歩行時の下肢・腰椎の不安定性がないか検査し、適切なアプローチを行います。
特徴③ 運動療法×日常生活動作指導
パレット整骨院では股関節の負担を分散させるトレーニングを実施します。
院内だけでなく、自宅でのトレーニングもお願いしています。
大事なことは患者さんの歩行パターンをよく分析して必要な筋肉を鍛えられること、そして自宅で長期間行える内容であることです。私は、1日20~30分を毎日いつまでも続けることを指導しています。
整形外科に勤務時代から通算して200人以上の変形性股関節症の患者さんに出会いましたが、手術しなくても痛みの軽減、可動域の拡大はかなりの割合で効果実感を頂いていました。
「手術を何とか避けたい」、「なんとか痛みを取りたい」そんな方は一度ご相談ください。
ご予約・お問合せは様々な方法で承る事が可能です。
気になる事が少しでもある場合はお気軽にお問合せ下さい。